2024/08/07(水) 22:30 0 2
S級予選のメイン11Rを地元の瀬戸晋作と共にワンツーで飾った上田。差し目は2車単1番人気と順当な結果だった。上田は瀬戸に交わされたものの内容には納得している。「突っ張れなかった時点で下げて構える手もありました。だけど、それでは地元選手に任せてもらった意味がないので打鐘の詰まったところから一気にいきました」と積極的な攻めが光る充実したレースだった。
実は今開催前、夏バテの影響で練習では普段ではありえぬツキバテを連発していたそうで、今回は不安を抱いたまま参戦していた。「(出稽古に来ていた)青柳とか(緒方)将樹にツキバテしたんです。普段ならそんなことってないんですよ。極めつけは田川翔琉にもツキバテして。これは相当ダメージで(苦笑)。そんな嫌な思い出が、レース前になるとフラッシュバックみたく浮かぶんです。だからものすごく緊張した」とプレッシャーを跳ね除けて勝ち上がっただけに喜びはひとしおだ。
準決12Rは初日の瀬戸に続き地元の阪本和也に任された。地元選手に任されることは自力選手にとっては光栄な事。ここもキップいいレース運びで阪本と共に決めるか。(netkeirin特派員)