閉じる

【玉野競輪・ナイター】今節のレース展望!

2024/08/02(金) 12:15 0 1

玉野競輪場のナイター「渚のキャッ火ラジオ杯(FI)」は4日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

今節注目の岩津裕介

 平塚オールスターを見据えてか、人気になりそうな機動型の町田太我北津留翼和田真久留は欠場。競走得点のトップは鬼のマーカーの南修二成田和也と共に“寡黙な仕事人”のイメージ。近畿で山田久徳とのワンツーに期待する。南修二は、いわき平ダービーで大きな欠場をしたが、地元高松宮記念杯に強行出場。万全な状態ではなかったが、決勝に進出して阿修羅の走り。男が男に惚れる様な強い精神力の持ち主でもある。直前の和歌山FIの動きも悪くなく決め脚は冴え渡っている。山田久徳もオールラウンダーとして自分の位置を確立。松戸サマーナイトの怪我が心配されるが、オールスターに向けて脚を試しておきたい。 

 地元トリオも強烈だ。隅田洋介が追加で斡旋され、岩津裕介柏野智典と岡山を背負う顔役が出場。隅田洋介は、落車に泣かされたが、前回の弥彦で優勝。番手のレースだったが、気持ちが楽になった様子。岩津裕介も良い頃の雰囲気が戻っており、別府記念では松浦悠士と連係を決めていた。

 北日本は坂本貴史佐藤友和で混戦待ち。坂本貴史は、もう少しアグレッシブさが欲しい。佐藤友和は、自力は出なくなったが、タテ脚は悪くない。関東は横山尚則がS級1班で、南関は青野将大が追加で入り決勝想定メンバーのひとり。青野将大は、元銀行マンだが競輪選手としても成功。四国は原田研太朗だが、渡部哲男が付けるかは流動的。九州は別府記念で幸せ配達人をやった伊藤颯馬小川勇介で、この九州ワンツーも車券は売れそう。

 A級はS級下がりの常次勇人の先行力に期待。降級してから2場所走ったが、前回の向日町で優勝。同じ自力型だが、近畿で佐山寛明が番手回りになる。中国地区は2班の黒瀬浩太郎に地元の滝本泰行小玉拓真の折り合い。ただ、和田誠寿が勝ち上がると、広島連係で黒瀬浩太郎和田誠寿で、滝本泰行は自在の走りになりそう。前期S級だった寺沼伊織は、東日本の自力選手が手薄だが、A級戦なら自力も考える。

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票