2024/08/01(木) 23:00 0 5
今期から初めてS級に昇格した昼田達哉。A級最終戦だった前期末の小田原決勝は準優勝ながら落車滑入。S級最初の2開催を欠場し、前回の地元玉野から復帰。7、5、3着と苦戦したが、復帰2場所目の今回は6番手から捲って嬉しいS級初1着をゲットした。
「勝てて良かった。ダメかなと思ったけど。走った感じは前回の玉野の初日よりもいい。自転車も自分も流れてくれた。前回は自転車が流れたけど、脚が追いつかない感じだった。なんとか、ですね」
師匠の片山智晴と一緒のレースで、S級4走目での初勝利。ただ、レース内容には反省も忘れない。
「打鐘のところですね。3番手に入られちゃったのが全て。S級ではあぁいう隙を見せてしまうと後手に回ってしまう。A級と同じ7車でもペースとかが全然違う。あんなレースをしていてはダメですね」
準決勝は12Rでグランドスラマーの新田祐大らと対戦で「もうダメで元々なので。逆に開き直れますよ。気楽に自分の力を出し切るだけです」と笑った。無欲の走りでどこまで抵抗を見せられるか注目だ。(netkeirin特派員)