初日レースが一緒の高橋明久

「あちぃ、あちぃ」と連呼しながら、34℃まで気温が上がった灼熱の縄文バンクに姿を現した。8Rの高橋明久とは前回の函館ミッドナイト2日目で初連係してツースリーと呼吸を合わせた。高橋は青森に来る前にたまたま立ち寄ったサービスエリアで有坂に遭遇したといい「偶然、有坂さんに会いました。何か初日一緒かもっていう変な予感があった」と今から緊張の面持ち。

田口勇介との奇妙な縁

　有坂は「前回みたく走ってくれればいいよ！」と高橋に優しくアドバイス。そして、しばし雑談。話すうちに今回、参加している秋田の新人、田口勇介と奇妙な縁があることが分かった。

「田口君って子さ、ウチの息子と同い年なんだ。しかも中学校の同級生なんだって。だけど同級生が250人もいたから息子も最初は分かっていなかったみたい。そんな子と同じ宿舎で同じ部屋。4日間、何を話せばいいんだろう。オレも年を取ったって感じるよ」

有坂直樹、YouTuberデビュー！？

　雑談は競輪評論家たちのことまで…。
「後閑(信一)とかもだけど、みんなおとなしいよね。後閑なんてあんな風貌なんだから、もっと過激なことを言ってほしいってファンは思ってるわけじゃない。でもCSとかだと言いたいこと言えないのかもね。オレYouTuberにでもなろうかな(笑)。何でも言えるじゃん、オレは猫被らないしさ。東スポあたりが記者証出してくんないかなあ」。

　たしかにこれまでにない型破りな解説者になることは間違いなさそうだが、波紋を呼ぶに違いない。見てみたい気もするが、もう少し現場にい続けて、業界のご意見番として後輩たちを柔らかく見守っていてもらいたい。(netkeirin特派員)