2024/07/22(月) 09:00 0 5
準決勝11Rは2車単が160円、3連単が370円。どちらも圧倒的な1番人気で決まった。高松宮記念杯でGI初制覇し、年末のKEIRINグランプリ2024の出場を決めている北井佑季が逃げ切り、岡村潤と伊勢崎彰大が続いて南関トリオでのワンツースリーだった。
2月の四日市FIの準決勝と決勝で逃げ切った北井とワンツーを決めていた岡村は「一瞬、夢を見たんですけどね」と苦笑いしながら振り返った。
「北井君が強いのはわかっているので、とにかくS取りと、中切れしないように。そこだけ気をつけて走っていました。やっぱり強い。コーナーを回ってきて、なんかいけるかもって思ったら、(北井は)ゴールの30メートル前くらいでも踏み直していた。ずっと加速しているような感じですね。やっぱり違うっすね、レベルが」
2月に続いて北井の強さを真後ろで感じる事になった。
「前回のサマーナイトフェスティバルの最終日から乗り方の意識を変えている」岡村にとって、心技体に刺激が入るこれ以上ないレースになっただろう。決勝は北井と石塚孝幸の神奈川両者の後ろ。
「まずは自分の役割をしっかりやってです。番手よりも気持ちが楽? 絡まれなければ、ですね」
北井にとっても3番手に経験豊富な岡村の存在があるのは頼もしい限りのはずだ。(netkeirin特派員)