2024/07/20(土) 18:45 1 20
初連係の北井佑季が島川将貴の抵抗に手を焼きながらも、要所でカマし主導権を奪った。番手の山崎はピタリと続き、チャンスを逃すことなく涼しい顔で北井を交した。「北井君がうまかった。いいレースをするなーって思いながら追いていました。もう1着ならば何でもOK!」と心地よさげに汗をぬぐった。
初日の1着で通算499勝目となり、節目達成にリーチをかけた。準決か決勝での達成が望ましいが、本人は「いやいや(準決を飛んで)最終日の負け戦でしょう」と自虐的。ただ、当地は2006年に記念初V(開設55周年記念)、2007年に全日本選抜競輪(GI)を制し、2010年の日本選手権では準Vなど相性が超絶にいい。
「前は500バンクだったし自分に合っていたってこともあるけど、熊本ってほとんど連対を外していないイメージがあるんです。初日みたく番組にも恵まれたし、流れが向くのかな」と好相性を自覚している。
12R準決は嘉永泰斗に中川誠一郎-中本匠栄とまとまる地元勢が脅威となるが、肌合いの良さを味方として地元勢に一泡吹かせる。(netkeirin特派員)