閉じる

【不死鳥杯】稲川翔「ラインに信頼されるように」、走れなかった地元ビッグについても言及

2024/07/19(金) 16:45 0 10

福井記念「開設74周年記念・不死鳥杯(GIII)」は20日、初日を迎える。初日S級特選(12R)を走る稲川翔に話を聞いた。

「ラインの選手から信頼されるように走りたい」と話した稲川翔

 6月はあっせんをしない処置を受けたため、地元ビッグ・高松宮記念杯競輪(GI)を走れなかった稲川。

 準決勝へフリーパスとなる「白虎賞(西)」には9人中7人もの近畿勢が大挙勝ち上がり、決勝へは脇本雄太古性優作南修二ら勝ち上がったが、稲川不在の宮杯はどこか寂しく映ったように感じる。

 14年(宇都宮)の覇者でもある稲川は、どんな思いで大会を見ていたのか。

「自分の練習もあったしリアルタイムでは見ないようにというか、結果は確認しましたけどね。優作や南さんが(決勝を)走っているのを見て練習に身が入りましたね。走りたかった気持ちは大きい」と本音を明かした。

 欠場明け一発目の前走・小田原では、初日特選で失格。仕切り直して地元地区の記念で流れを引き寄せたいところ。

 後期のテーマを聞くと「テーマは特に決めていない。でも、ラインの選手から信頼されるように走りたいですね。それが全てだと思うので、競輪って」と言葉に力を込める。

 競輪=ライン力。信頼関係の構築こそがラインそのものの充実に繋がる。近畿地区は特に、だ。マーク屋の序列にも関わることで、結果だけでなく過程も重視されるだけに下手なレースはできない。

 初日特選、稲川は寺崎浩平脇本雄太の地元コンビの3番手、東口善朋が4番手を固めて近畿は4車結束。「ラインとして、しっかり前の2人を盛り立てられれば、自ずと良い結果になるはず」と締め括った。(アオケイ・八角記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票