2021/07/18(日) 19:00 0 0
予選は正攻法の位置から突っ張っての逃げ切り勝ち。ラインの3人でしっかり決めたが、準決勝は正攻法から半端に下げての捲りだった。番手の細沼健治は付いて行けず、連勝したにもかかわらず表情は冴えない。
「コメントでもラインで決めますと言っておきながら、こんなレースをしてしまうなんて情けない」と反省しきりだ。
決勝の並びは木村皆斗-藤本龍也、鈴木浩太-新村穣-丸山勝也、山田祐太-三谷幸宏となっての3分戦だ。
何と言っても南関勢は自力-自力の布陣であり、前走の川崎とは逆並びで清水浩太が前回りだ。その時の決勝戦で新村穣は最終ホームで出切るカマシを打っているし、今度は鈴木浩太が思い切って行きそう。この南関作戦に木村皆斗がどう挑むかに注目が集まるだろう。
「鈴木さんも新村さんもいいレースをして勝ち上がっているし、自分よりも強いですよ。その2人が並ぶなら鬼に金棒なんじゃないですかね。でも、自分にも意地があるし、チャレンジャーとしてぶつかっていきます」と鼻息は荒い。
在所時代はゴールデンキャップを二度も獲得している逸材であり、その能力は折り紙付きだ。全開の自力戦で南関勢を粉砕なるか! (アオケイ・忍足記者)