2021/07/18(日) 11:30 0 0
後ろ攻めとなった初日は、いわゆる〝ブーメラン〟で誘導を下ろして一旦下がり、鐘過ぎにカマして主導権を握った。直線で末を欠き結果は4着。「自分の点数じゃ3着じゃないと勝ち上がれない…。地元だし最低準決って思って行ったけど…」と惜しくも予選敗退となったが、課題が明確に見つかったのは収穫だ。
「あの展開ならもう少し残りたかった。スピードが足りないんだと思う。ペースに入れる時のスピードをもう数キロ上げられれば〝ペース駆け〟が良いカカリになる。課題は見えているし、練習して力の底上げをしたいです」
2日目は一般戦回り。「強い自力選手がたくさん(一般戦に)落ちてきている。やばいな…。2分戦は嫌だな…」と恐れていた番組は、大沼孝行、大知正和が相手の3分戦。徹底先行の40代2人が相手で一見するとイヤな構成だが、舟山は「まだこれなら…」と〝悪い顔〟でニヤリと笑った。「大沼さんも大知さんも仕掛けが早いし、自分に展開が向くかも。もちろん(先行も)考えるけど、冷静に組み立てて(まくる)チャンスを待ちたいです(笑)」。
内容重視の走りで脚力を上げたい気持ちも当然あるが、地元戦の今回に関してはとにかく1着がほしいようだ。(netkeirin特派員)