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【サマーナイトフェスティバル】ケイリン女子部・二宮歩美の松戸GII前検日潜入レポート

2024/07/12(金) 19:00 0 6

13日に開幕する「サマーナイトフェスティバル(GII)」の前検日が12日、松戸競輪場で実施となりました。今回はケイリン女子部・二宮歩美部長による前検日潜入レポートをお届けします!

 7月に入りましたが、まだ梅雨が明けない中、本日は雨がパラパラと降る中、到着した北松戸駅。

松戸駅(写真:著者提供)

 競輪場まで徒歩でほんの5分かからない距離なんですが、向かう道中で最近、流行り!?のネオンカラーデザインのサマーナイトポスターが目に入ってくる毎にいよいよ明日からサマーナイトフェスティバルが始まるんだな、という実感がじわじわ沸き上がってきて、わくわくして参りました。

目を引くサマーナイトフェスティバルのデザイン(写真:著者提供)(写真:著者提供)

 と思いきや、実際に松戸競輪場に到着すると今日は場外も発売していないらしく、正門も締まっていて、まさにお祭りの前の静けさ。場内ではたくさんの業者と思われる車が止まっており、きっとこれからさまざまな準備が始まり、明日にはまた全然違った表情や賑わいが見られると思うと同じ場所なのにこの温度差がなんともたまらなく面白いですよね。

 さぁ、そしていざ検車場のミックスゾーンへ。今まで、いわき平GI・奈良GIII・岸和田GIと潜入取材して参りましたが、雨の影響もあるのか(外が全く使えないので)スペースに限りがあり、取材や撮影に欠かせないポジション取りがなかなか混み合っていて、うまくできないという課題に遭遇!!

ミックスゾーン周辺は混雑(写真:著者提供)

 こんな感じで一番奥が関係者の駐車場になっていて、そこから選手が入ってくるのですが、そこがメインの取材スペースで入り口付近を大勢の記者さんやカメラマンさんが待機していて混み合っています。そのスペース以外はハードケースなどが並べられていて、細長い通路になっているのですが、ホワイトボードにはメンバー表が貼られていて、全員の通行スペースになっている感じでした。

山崎賢人山田英明(写真:著者提供)

 まだ前検日ということもあり、リラックスしたムードの中、パリ五輪に向けてナショナルチームで競技中心の生活を送っていた山崎賢人選手を発見。約7か月振りに復帰した久留米記念でいきなり優勝していたのが印象的でしたが、山崎選手を見かけるやすぐに山田英明選手が

「優勝おめでとうございます!」

 とにやにやしながら、かしこまって祝福コメントをしていたのを見て、こちらも穏やかに気持ちになりました。

 さて、前検日の共同インタビューには女子は各レースの競走得点上位3名ずつ計9名と、男子は各レース競走得点上位2名ずつ+特選9名の計31名が登場! そして今回は受け答えを聞いているといくつかの共通認識やキーワードを見つけちゃいました。

“短走路なので前々有利。みんな前々に仕掛けるので目まぐるしい展開になる可能性も。一瞬の仕掛けや判断ミスが立ち遅れの原因になる。集中して隙がないように意識したい。”

坂口楓華(写真:著者提供)

犬伏湧也(写真:著者提供)

窓場千加頼(写真:著者提供)

 と松戸バンクは誰もが口を揃えて同じ共通イメージがあるのが印象的でした。

“調整はどちらかというとこの後のオールスターに向けてやっている。”

郡司浩平(写真:著者提供)

 その過程の中で、それなりに戦えそうと男子の選手。

“GIになるとどうしても勝ちを意識して走ってしまうだけに仕掛けが遅くなってしまうが、今回はガルコレ+33バンクなので積極的に仕掛けていきたい。“

柳原真緒(写真:著者提供)

 と走り方もグレードやバンクに合わせて切り替えていくようなコメントも。トップ選手同士、やはり同じようなステージにいるだけに、考えることや意識すること、ポイントなどはやはりある程度、一緒になってくる部分も多々あるんだな、と改めて思わされました。

 が、、、ってことは考えていることが一緒なら、これ、目まぐるしい展開になったり、脚を使い合ったり、思考が被ることも出てきて、33だけに引くにに引けずにデッドヒートしそうな予感!!

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