2024/07/10(水) 22:15 0 11
前節のミッドでも新潟の滝本幸正がS級特進を決めているが、このドームは技より、力で制すバンク。7車になり、それが更に顕著になっている。山根慶太は、2度目の挑戦でS級特進に成功した。
「別府では、やらかしているので、あまり緊張感はなかった。レース内容は誉められないが、S級に上がれる事は凄く嬉しい。今のままでは、S級で通用しないし、すぐに壁にぶつかると思う。それは、自分が一番分かっています」
このレースは、3車併走になり、あんこになったが引かず、勝負根性を魅せた。
「2車併走なら内の選手が強引に持ってくる。3車だから、逆にそれがなくて良かった」
準決でも、外を捌いて持っていき、自在性があることを証明。
「今は力をつける段階だから自力でやっていますが、将来的には、自在とか追い込みでやっていきたい」
岡山は若手が育ってきたが、山根慶太も楽しみな逸材だ。(町田洋一)