閉じる

【サマーナイトフェスティバル】「競輪選手はスポーツ選手ではない。もっとシビアに」と内藤秀久

2021/07/17(土) 09:00 0 3

函館競輪GII「第17回サマーナイトフェスティバル」が16日に幕を開けた。予選8Rを走り終えた内藤秀久に話を聞いた。

「初日の反省と砂川さんの教訓を生かす」と語った内藤秀久

 初日の内藤は逃げた山崎賢人を捲りにいった渡邉雄太に乗りながら3着だったが、3着の準決への勝ち上がりは2名までのシビアな壁に泣いた。

 内藤は「余裕があったからワンテンポ、ツーテンポ、雄太の動きを見極めながら踏んでいったけど…。雄太も内を締め込みながら捲っていたから、すかさずこじ開けるように中は入っていけなかった。仲間の雄太を押し上げる形になっちゃうし、そこは情が入っちゃいましたね。やっぱりGレース以上になってくると、そういう甘さが致命傷になるんですよ。メチャクチャ余裕があったので、そんな情を気にしていなかったら正直もっとてきぱき動けたはず」と悔しさをかみ殺しながら振り返ってくれた。

 更に「神奈川の先輩の砂川秀樹さんからも『競輪選手はスポーツ選手じゃないんだから、もっとシビアに行け』とよく言われていたんです。砂川さんは引退して解説者をやると言っていたので、きっと俺のレースのVTRを見たら、ガツンとまた言われちゃいますよ」と苦笑い。(ちなみに、その砂川秀樹は16日の伊東ミッドナイトの解説に出ていました)

 2日目は敗者戦回りとなったが「初日の反省と砂川さんの教訓を生かして、良いところを見せられれば」と語ってくれた。(アオケイ・渡辺記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票