2024/06/29(土) 20:45 0 2
直前に9連勝特昇でS級昇班を決めた滝本。前検日には色んな選手から『特昇おめでとう』と声を掛けられていたが、当の本人はかなり謙遜モードだった。
「9連勝できたのは本当にたまたま。決めたいとは思っていなかったので…。偶然が重なって、運が良すぎました。いずれはS級に上がりたいと思っていたけど、もう少し下積みというか、力を付けてから上がりたかったなという感じです」。
「今はたまたますんなり先行できているけど、S級に上がったらそう簡単にはいかないですからね。S級でも自力で戦っていきたいとは思っているので、行けるとことまでは自力で戦っていきたいと思っています。通用しなくなったらその時考えます」と流れの良さに追い付いていない様子を見せていたが、自力で戦っていきたいという強い想いは伝わった。
デビュー戦は来月初めの小松島記念。S級デビュー戦の同期121期勢が多くあっせんされているのだが、室井蓮太朗や塩崎隼秀、五十嵐綾、山口多聞、安彦統賀と勢揃い。他にも機動型が多くあっせんされており、かなりの激戦だ。
同地区でよく合宿もやるという中島詩音が一緒なのだが、年も近い存在がいるのは心強いだろう。今回のPIST6の前にも中島、堀江省吾や徳田匠らと混ざって合宿をやってきたそうなので、良い刺激となってくれそうだ。
「今開催が終わったら記念まで中2日しかないので、終わってからもガッツリ練習をします!」と締め括った。
緊張のS級デビュー戦にむけても今開催で良い弾みを付けたいところだ。(アオケイ・宮本記者)