2024/06/28(金) 19:00 0 35
初手から青野将大の番手を巡り、郡司と「ジカ」宣言の小林令は激しい競り合いに。青野が松本貴治を押さえて先行態勢へ。後位がもつれたまま迎えた最終ホーム、小林が郡司をキメて番手を奪う。最後は3番手から郡司も意地を見せて2着に食い込むも、脆さが露呈した。
郡司は「相手の動き次第で道中は様子を見ながらだった。脚に余裕はあったけど、技術不足です。簡単に番手を明け渡してラインに迷惑をかけた。すぐに番手へ行かなきゃと思ったけど、皿屋さんが見えて踏むコースもなくて気持ちの弱さが出た。結果はラインで決まったとはいえ、内容はよろしくない。期待を裏切る走りをしてしまった」と猛省。
表情はどこまでも厳しく「レースの判断力や技術面がまだまだ足りないし、これでは番手を狙われてしまう。でも、練習の中で身につけていくのは難しいし、レースで覚えていかないと」と危機感を募らせた。
初日、2日目と番手回りだったが、準決勝は成田和也マークの自力番組。「気持ちを切り替えて臨む。自力の時は自力でしっかりと走りたい」と話した。山口多聞-坂井洋-吉澤純平の関東作戦にどう抵抗するのか。修正力、精神力が問われる一戦となりそうだ。(アオケイ・八角記者)