2024/06/27(木) 10:00 0 13
取手競輪場で27日から開催する「水戸黄門賞(GIII)」。こだわり抜いた買い目で高回収率を狙う「古澤秀和」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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27日〜30日にかけて、茨城県の取手競輪場で「水戸黄門賞(GIII)」が開催されます。データと出走予定選手をもとに、この開催を展望していきます。
取手競輪場は、みなし直線が54.8mある400mバンクです。これは全国平均よりもほんの少し短くなっています。カントはややきつめで、先行選手がスピードに乗せていきやすいのが特徴です。基本的にはクセのないバンクということです。では、1着に入った選手の各決まり手を見てみましょう。
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
23% | 30% | 47% |
カントがきつい分、捲りが決まりやすくなっています。カントがきついということはスピードを乗せていけ、番手仕事を食らってもそこまで弾かれないからでしょう。狙いとしては自力で捲っていける選手ということになります。先日行われた「高松宮記念杯競輪(GI)」では逃げるレースが圧倒的に有利で、捲り不発が多かったので、そこで捲り不発で成績を落としている選手などを狙うとおいしい車券にありつけそうです。
昨年のダービー王ですが、ここのところ成績が振るっていません。しかし、脚自体は戻ってきているので、バンク適性によるところが大きかったと思います。この取手なら持ち前の鋭い捲りを決めてきそうです。
前回の高松宮記念杯競輪では初日と決勝で失敗しましたが、それ以外は本来の脇本選手らしい走りが見られました。ここは捲りでも結果が出やすいバンクですし、シリーズの中心になることは間違いないでしょう。
早めに駆けることもでき、捲っても鋭い、先行選手として何でもできるタイプ。穴がないと言っても良いくらい良い走りをします。このバンクは眞杉選手にとって味方しそうで、上記の選手が相手でも優勝まで十分ありそうです。
前回の高松宮記念杯競輪では、決勝で「漢逃げ」を見せ、北井佑季選手の優勝に貢献しました。南関のラインナップを考えると番手でのレースが中心になるかもしれませんが、安定感抜群で、ここも堅実に走れそうです。
今回は自力で強い一流選手が多く、堅いところを挙げることになりましたが、これらの選手から買い目をしっかりと絞ってとっていくことが、この開催では求められると思います。開催によって戦い方を変えることは競輪で勝っていくうえで非常に重要な要素になります。
ウマい車券ではこだわりの絞り抜いた買い目で、高回収率が上げられるようにしていきたいと思いますので、そちらにもご注目ください。現状は年間プラスですが、それを維持するのではなく、攻めてさらに上げていきたいと思います。