2024/11/21(木) 17:30 0 0
玉野競輪「KEIRINフェスティバル(FI)」は22日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
競走得点のトップは自在派レーサーの松坂洋平。松阪GIIIでも優勝候補のひとりだったが、残念ながら準決で敗退。今節は同県の新村穣を目標に決め脚を発揮。もしくは、やや低迷気味も実績抜群の渡邉雄太も使える。総合力で南関ラインが優勢だ。
関東は鈴木竜士が総大将で、同郷の河合佑弥、埼京ラインで黒沢征治と連係。ただ、鈴木は自力に拘る走りもやっており、並びは注目される。他に関東の自力選手は蕗澤鴻太郎、追い込み選手は杉本正隆、柿澤大貴がいて、埼京ラインと、蕗澤ラインで分かれるケースも考えられる。
地元はダッシュタイプの晝田宗一郎に期待が集まる。GIの弥彦親王牌、直前の四日市記念では結果を出せなかったが、地元のFIなら別だろう。一気の仕掛けで前団を飲み込みたい。ガード役は、人格者のイメージがある渡部哲男。
九州は評価を下げるが金ヶ江勇気に阪本正和。ただ、気分が乗った時は、金ヶ江は手が付けられなくなる。
A級戦は遠征になるが松崎広太が優勝候補の筆頭。地元取手、熊本、平塚4日制と、3場所連続で優勝中。来期のS級戦が楽しみな逸材。連係するのは同県の小林申太で、動ける脚力からも離れはないだろう。3番手は栃茨ラインで阿久津修。
熊本の河崎正晴もパワーはある。当地は3月開催で優勝し、近況、10月開催の久留米でも優勝している。打倒、松崎の一番手だ。番手を回るのは九州で佐々木翔一。
中四国は特別昇班した遠藤拓巳に、弟子が多い吉本哲郎。吉本の周りはいつも笑いが絶えない。地元の1班は、岩本純で決勝進出が目標だ。
2班の注目選手は山梨の依田翔大。11月の松戸で優勝し、勢いがあり、予選、準決は問題なく勝ち上がるだろう。