6月25日、久留米競輪場で行われた能支中野カップレース(GIII・4日目)の決勝は、3番手から切り替えて追い込んだ山崎賢人(31歳・長崎=111期)が1着、4番手から捲った森田優弥(25歳・埼玉=113期)が2着、追い込んだ田尾駿介(32歳・高知=111期)が3着に入った。3連単は⑦-⑨-⑥で134,150円という配当だった。
レースは
新山響平(30歳・
青森=107期)が突っ張り先行も打鐘で
伊藤颯馬(25歳・沖縄=115期)が叩き、九州3車で出切る。その後ろには単騎の森田、その後ろに新山ら東北勢が収まる。残り1周を切ったところで8番手から
松浦悠士(33歳・
広島=98期)が捲りを放ち、それに合わせて
嘉永泰斗(26歳・
熊本=113期)が番手から発進。しかし、そこへ間髪入れずに森田が捲りを放つと、最終コーナーで嘉永を飲み込んでしまう。その森田の後ろに山崎が切り替えながら捲ってきた
松浦悠士を外へ捌く。最後の直線に入って森田を山崎が交わし、競輪復帰初戦を見事優勝で飾った。