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【サマーナイトフェスティバル】前回りは清水裕友! 昨年覇者がモヤモヤを吹き飛ばす攻めに出る

2021/07/15(木) 20:15 0 1

函館競輪場で行われる「第17回サマーナイトフェスティバル(GIII)」が16日に開幕する。初日特選の9R。清水裕友に注目の並びの前後について話を聞いた。

「自分が前でやります」と宣言した清水裕友

 おそらく、競輪ファンの最大の注目点だっただろう。松浦悠士との中国ゴールデンコンビの前後は、松浦が優勝した京王閣ダービーの決勝以来、清水が前回りとなった。

 経緯については「自分から言いました」と説明。気になるのは状態面。前回の久留米記念は、まさかの二次予選9着で途中帰郷しているからだ。
「原因としては、やっぱり“疲れ”なのかな。いろいろとかみ合わなくて…。ファンの期待を裏切ってしまったし、いろいろと考えされられることはあった」

 慎重に言葉を選びながら語った。そして「前回のことは忘れました! やれることはやってきたけど、走ってみないとわからない部分もある。とにかく、自分のレースをしっかりとやるだけ」とポイントを整理した。

 サマーナイトは昨年のいわき平大会で優勝。
「もう忘れてました。よく勝てたなあ、と思いますね。あれは、自分を褒めてあげたい。苦手な夏に、こういう涼しい場所でやってくれるのはありがたい」。北の大地での開催をポジティブにとらえた。

 函館は3回目の参戦。「1回目(18年6月の函館記念)はそこそこいい結果を出せたんですよ(1・1・6・1)。ただ、2回目(19年6月の函館記念)がボロボロでした(9・4・5・9)。良かったり、悪かったり。人生と一緒ですね。とにかく頑張ります」

 強敵はそろったが、松浦を背に、原点に立ち返る積極策もありそうだ。いろいろなものを一掃するタテ攻撃を見せてもらおう。(netkeirin特派員)

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