2024/06/22(土) 17:30 0 3
初日は突っ張りきれず一車迎えてから早めに巻き返した安倍。最後は番手の和田禎嗣に交わされたかと思われたが、僅かに我慢し逃げ切っての白星スタートを決めた。
レース後には「いやぁ、緊張しました…。昨日(前検日)は緊張で夜中の2時くらいまで全然寝付けなくて…。5時起きなのにどうしようと…(苦笑)。(番組の緊張かと聞くと)それもあるけど、どうしても初日は緊張してしまうんです(苦笑)」と苦笑いを浮かべながら話していた。
デビュー後は捲りのイメージが強かった安倍だが、ここ最近は突っ張ったり早めの仕掛けも増えてきたのだが、それについては「捲りだけだとA級で通用しないことも増えてきた。それに、来期はS級で走ることも決まったので、それにむけても底上げしていかないとという感じですね。上がってどれだけ通用するかは分からないですが、ボコボコにされる覚悟はできています(苦笑)」と少しずつS級を走る準備をしているようだ。
「今回とこの次の松戸開催で今期は終わり。明日(2日目)の準決勝も含めて来期に繋がる走りをしたいです!」と気合を入れた。
緊張からスタートしたが、逃げ切っての白星発進は価値があるもの。準決勝はメインの最終レースに抜擢されたが、相手は同期の照井力斗に積極的な鮫島康治とすんなりとは勝たせてはくれなさそう。地元の先輩、佐山俊樹に3番手は特選組の山崎悟を連れてのレース。優出を目指しながらも内容のあるレースでアピールする!(アオケイ・宮本記者)