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【中野カップレース】回復傾向の松浦悠士は気持ちも上向き「高松宮記念杯に比べて違う体みたい」

2024/06/21(金) 16:15 0 18

久留米競輪「開設75周年記念 第30回中野カップレース(GIII)」が22日、初日を開催する。12R特選を走る松浦悠士に話を聞いた。

「4日間休みなく練習をしていたら、むちゃくちゃ上積みがあった」と話した松浦悠士

 3月取手ウィナーズカップ(GII)」での落車が尾を引き、なかなか調子が上がってこない。5月いわき平日本選手権競輪(GI)」で復帰したものの、ここまでは松浦らしさを出せずにいる。

「去年のオールスターのケガが左側、ウィナーズも左側でした。こうなると体が使えない。もう(体が)悲鳴をあげていますよ。乗りたいように乗れないのが今、自力の出ない要因だし、レースに影響しています」とコボすことしきり。

 しかも、前回の最終日には松浦らしからぬ失格を喫してしまった。「(余裕がないから)いつもより早めに降りたい、との意識が働いてしまった。自分が思ったより守りすぎていました。事故レースになってしまい申し訳なかったです」と猛省した。

 ところが、高松宮記念杯競輪から中4日、体調面に劇的な変化があったという。「4日間休みなく練習をしていたら、むちゃくちゃ上積みがあったんです。この短期間でかなり変わりました。まだ求めるレベルじゃないけど体を意識して使えるようになった感じ。これまで使えていない筋肉が動くようになったというか」と声を弾ませ「高松宮記念杯に比べて違う体みたい。こういうのってある時を境に急に良くなるんですよ」とも話した。

 回復傾向を自覚しており、気持ちも前向きだ。12R特選は連係豊富で高松宮記念杯の1走目にもワンツーを決めた犬伏湧也を目標に得た。松浦が内枠を生かして有利に進め、中四国ワンツーで景気を付ける。(netkeirin特派員)

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