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【高松宮記念杯競輪】決勝インタビュー/北井佑季「掴めるチャンスが目の前に」

2024/06/15(土) 20:00 0 72

岸和田競輪「第75回高松宮記念杯競輪(GI)」は16日、最終日を迎える。12レースの決勝に勝ち上がった9名に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)

1番車 南修二

 僕の脚がないために脇本君ひとりに全部やらせてしまった。何とか凌いだというか、自分の力で勝ち上がれた感じではない。状態は問題ないけど、脚力差を感じる。脇本君、古性君へ。しっかり形のあるレースをみんなで作りたい。

2番車 新山響平

 仕上がりきれない中で開催を迎えたけど、思っているより悪くはない。ただ、準決勝の内容は良くない。どうあれ自力。優勝を目指して一生懸命頑張るだけ。

3番車 郡司浩平

 ホームでかなりバックを踏んだし、あそこから3人で届くのは厳しいと思った。真久留もいたので、自力に転じさせてもらった。南関全体が盛り上がっているし、自分も絶対に勝ち上がらないと、と。

 僕が前で自力。並びについて年始めから北井さんとは話をしていた。その時が来た。宏佑の気持ちも背負って力を合わせて戦いたい。

4番車 小林泰正

 情けない。付いていただけで自力としての戦いはできていないので。前々にいようと普段のレースを心掛けた結果、運が良かった。前回のダービーの決勝は力を出し切れなかった。今回は出し切って、結果が付いてくれば。一人で。前々にはいたいですね。

5番車 脇本雄太

 犬伏君の捲りはかなりギリギリで紙一重の戦いだった。年齢なのか、どんどん疲労が溜まっている感じがある。けど、気持ちの面では上向いている。去年同様にしっかり並んでラインの力で決められたら。気持ちを入れて。

6番車 桑原大志

 道中は冷静だったし、近畿の後ろの位置を取り切れてチャンスはあるかなと。調子は良くも悪くもなく普通。GIの決勝は京王閣ダービー(17年)以来、とても嬉しい。ここは新山君マーク。強いのは知っているので。

7番車 古性優作

 状態は変わらず良いと思う。しっかり獲れる準備はしてきた。脚力が上がっているのも感じている。あとは一生懸命やるだけ。脇本さんの後ろを回してもらったので、ラインで決めて優勝ができたら。

8番車 和田真久留

 深谷さんが内に行ったりと想定外のレース展開だった。自分は位置を守るだけ、郡司さんの判断に任せて心中するだけだった。今シリーズは南関の自力が豊富で恵まれた。GIの決勝は2回目。別府(19年・全日本選抜)の時は単騎だったので、ラインができるし違った緊張感がある。神奈川3番手。

9番車 北井佑季

 松井さんの気持ちのこもった走りをしてくれた。タイトルは全てが揃わないと獲れないし、体も気持ちもピークに持って行きたい。掴めるチャンスが目の前にあるので。

 郡司さんの番手で頑張る。川崎記念でも「次一緒になったら逆の並びで」と郡司さんは言ってくれていた。番手を回るのは松井さんに続いて郡司さんが2人目。

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