2024/06/10(月) 14:45 0 10
現状、グランプリ出場が決まっているのは全日本選抜で優勝した郡司浩平と、ダービー王になった平原康多。続いて賞金順位は古性優作の8200万円、清水裕友の7400万円、そして岩本俊介の6300万円。その後の脇本雄太が3800万円なので大きくリード。この後、怪我もなく普通に走っていれば、岩本俊介のグランプリ出場は確定的と言える。
岩本俊介は「みんなに乗れると言われるけど、早すぎますよ。58条(誘導員の早期追い抜きで長期の斡旋停止)をやるかもしれないので(笑)。急に走りも変わっていないし、脚力もアップしていない。ヨコの強引さもないし、詰まったら行くスタイル。それが今の競輪に合っているんでしょうね。ここは、深谷君の番手だし、下手なりに頑張りたい」。
元々のポテンシャルは高いが40歳になり覚醒した。今の競輪は戦略がなく、突っ張り先行が主流で、緩んだり詰まったりしたら自力選手は仕掛ける。走りが時代に合ったとも言える。(町田洋一)