2021/07/12(月) 10:30 0 1
前期は2班で今期は降班組の盛田将人だが、良い状態のまま降りてきた好調な一人。
特に印象に残っているのは宇都宮ミッドナイト(Kドリームス杯)の最終日、前川大輔の3番手から直線で鮮やかに突き抜けたレースだ。
本人に尋ねると「あれは良かったですね。あれ? のびちゃった。って感覚だった。嬉しい1着でした」と笑顔で振り返る。
そんな盛田だが、初日は新人の佐藤啓斗にピッタリ続いて2着確保。余裕がありそうに見えたが「最近の新人は強いです」と脱帽していた。
勝負処の準決勝は話し合いの末、平山優太-鈴木裕斗-盛田の形になり北日本の3番手を固めることになった。
「3番手だけど、前の2人が強くてしっかりしている。この位置ならチャンスもあると思う」と前を向く。
しかし、検車場で鈴木を見かけると「平山君に早めに仕掛けるように言っといて(笑)」と冗談っぽくお願いしていたのが面白かった。(アオケイ・石濱記者)