藤原亜衣里が自分でもビックリの予選突破を決めた。初日は6着、2日目も4着で確定板入りとはならなかったが、14番目で準決に滑り込んだ。藤原が勝ち上がった事を周りの選手が知ると"良かったですね"などの言葉が飛び交った。

「マジですか？ 一般戦だと思っていましたよ(笑)。いや〜、こんなこともあるんですね。よかったよかった！」と喜んだ。

　膝の故障などもあって今期は著しく点数を落としているが、ここ2場所は最終日の一般戦で続けて3着に入るなど復調気配を示している。8日の準決3Rでは同期同学年で長年切磋琢磨してきた加瀬加奈子、中村由香里と同乗。「こういうところで一緒に走れるなんてね。精一杯頑張ります」。

　"ベテラン"らしい立ち回りで上位をうかがう。(netkeirin特派員)