2024/06/05(水) 15:00 0 2
「大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」が6日、奈良競輪場で開幕します。前回のダービーinいわき平競輪に続き、ケイリン女子部の二宮歩美部長が現地潜入レポートを予定!と、その前に「開催前の予習は大事!」ということで今回は二宮部長のシリーズ展望をお届けします。
みなさんこんにちは、ケイリン女子部部長の二宮歩美です。開催に深みが出るので予習は大事!ということで、シリーズ展望を書いていきます。本場に行く方は、走る選手はもちろん、イベントやファンサービスなどもしっかりチェックして、余すことなく満喫してくださいね。
奈良競輪と言えば今年の2月に開催された開設73周年記念「春日賞争覇戦」がまだ記憶に新しいのではないでしょうか。近畿勢が総勢7名も決勝に進出し、脇本選手と古性選手が別れただけでなく、地元の三谷兄弟も別線で戦い、火花散る戦いの末、最後は捲っていった三谷兄弟のワンツーが決まったのは印象深かったですね!
今回、「大阪・関西万博協賛競輪」は6月6〜9日の4日間の日程で開催されます。同時開催では函館GIII(ナイター)も行われます。高松宮記念杯も迫ってきているだけにトップ選手不在で誰にでもチャンスがありそう。力が拮抗している選手による戦いが多そうなので、予想する側も走る選手からしても大変な4日間になりそう。スポーツとして観戦するには激戦必至で“火花散るバトル”を拝むことができそうで今から楽しみですね!
33バンクでとにかく直線が短い奈良競輪場。4コーナーを回ったらすぐにゴールがあり、自力選手が有利に押し切れるイメージです。そのため、そのままラインで素直に狙えるし、シンプルにビギナーも1番予想しやすいバンクではないでしょうか。通常ならデータ通りに強い自力選手を頭にラインを軸に予想して、しっかり当てられる印象があります。でも! 今回は互角の選手が多いので、そのセオリーが通用するかどうか!そのあたりも研究していきたいところですね。
◆中井太祐(兄)
今年はすでに四日市、西武園、玉野のFIを優勝している。特に直前の玉野を制したのは弾みになりそう。前回の記念で三谷兄弟が決勝ワンツーを決めたように中井兄弟2人にも期待したい。
◆石塚輪太郎
近畿勢の自力の中でも頼もしく風を切っていくイメージ。捲りの割合は増えてきたが、直前の伊東FIではホーム前から逃げて押し切り! 更に今年は富山FIでも優勝と2回とも33バンクだけに奈良競輪場のバンクとも相性がよさそう。
今シリーズは近畿勢の層が厚いので場内も盛り上がりそう! さて、今回はどんな新たなストーリーに出会えるか!? 今から楽しみ!