2024/05/31(金) 17:45 0 10
2011年の前橋・高松宮記念杯でGI覇者になった深谷知広。それまでの記録・吉岡稔真さんの719日を抜いて、684日目の最速GI記録だった。僅か13年前だが、とんでもない新人が現れたと、当時は思ったものだ。
その2年後に、弥彦の親王牌も制覇。世界を目指してナショナルチームでの活動、愛知から静岡に移籍と色々な変遷もあったが、今の深谷知広が一番充実してみえる。これは何度も書いてきたが、ファンへは神対応だし、人間的な深みも出てきた。
深谷知広は「今となっては、あの優勝も懐かしい思い出。練習では今年一番のタイムも出たけど、まだ崩れていて立て直し中。ピークの持って行き方としては次の高松宮記念杯より、8月の平塚オールスターです」。
勢いで勝っていた頃と違い、今はヨコの動きも強くなった。浮き沈みも味わってきたし、これから本当の“深谷時代”が到来する。(町田洋一)