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高木真備が本人そっくり役でアニメ出演 自らリテイク志願にプロデューサー称賛「さすがアスリート」

2024/05/28(火) 12:00 0 19

元ガールズケイリン選手の高木真備が、4月からTOKYO MX、BSフジで好評放映中のアニメ『リンカイ!』で、アフレコに初挑戦した。

Photo by Kenji Onose

 アニメ『リンカイ!』は女子競輪を題材としたオリジナルストーリーのアニメで、さまざまなバックグラウンドを持つ女性たちが、競輪選手を目指して奮闘していく様子を描いている。高木は同作品の監修として携わってきたが、本人さながらのキャラクター“高木マキビシ役”として声優も務めることになった。

“高木マキビシ”は元競輪選手の解説者で、メインキャラクターの“平塚ナナ“のインタビューに立ち会う。音響監督の指導のもと担当するセリフを何度も繰り返して感触を確かめ、約20分で収録が終了した。

高木マキビシのイラスト(提供:リンカイ!Project)

「不安でドキドキしていたんですけど、スタジオに来ていた声優の葵あずささんがアフレコに立ち会うと言ってくれて。一緒にスタジオに入って、マイクの前に立って台本を読んでくれたり、励ましてくれたりして、すごく心強かったです。

 演技については、音響監督さんが『もっと笑顔で行ってみよう』『無理に息継ぎをしなくて大丈夫』などとアドバイスをくださったので、とてもやりやすかったです。

Photo by Kenji Onose

 録音した声を映像に合わせて流してもらったのですが、マイクを通した声は普段の自分の声と全然違くて、『なんか変な感じ〜』って思いました(笑)。自分の声がアニメで流れるのはちょっと恥ずかしいですね」

 アフレコに立ち会ったのは、“マキビシ”にインタビューされる“平塚ナナ”役の葵あずさだ。「真備さんとは、『リンカイ!』のイベントで何度かご一緒しています。私の演じるキャラクターはクールなので、“いつもの私”とはちょっと違うんです。役に入って台本を読んでしまうと真備さんが緊張してしまうかもと思ったので、“いつもの私”のまま台本を読んで、一緒に収録に臨みました」と、プロならではの心遣いを見せた。

 高木に声優オファーしたアニメ『リンカイ!』の企画・プロデュースを担当する鵜飼恵輔氏は「初挑戦なのにバッチリでした。高木さんが『もう一度お願いします!』と自らリテイクを志願する光景もあり、さすがアスリートだなと感じました」と称賛した。

 アニメ『リンカイ!』はTOKYO MX、BSフジ、SPEEDチャンネルで放送中、U-NEXT、アニメ放題、他でも配信されている。“高木マキビシ”が登場する第8話は、競輪ファンならわかる小ネタも満載。高木の演技と合わせて注目してほしい。

Photo by Kenji Onose

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