閉じる

【不死鳥杯】番手では全然伸びない加藤圭一

2021/07/10(土) 14:30 0 1

福井競輪「開設71周年記念・不死鳥杯(GIII)」は10日、3日目を迎えた。5Rの選抜で1着を取った加藤圭一に話を聞いた。

オグリュータイプの加藤圭一。番手では伸びないが、後方からだと良い突っ込みを見せる。

 加藤圭一の戦歴は6着、3着。いずれも前が行ってくれて、先行の番手回りで4角では絶好。ただ、このパターンが一番苦手で全然伸びない。これが強い先行選手の番手なら良いが、そうでない為、一緒にスピードが鈍り後方から飲まれてしまった。小倉竜二も番手では伸びないが、後方からのコース取りの強襲は芸術的。いわば、加藤も“オグリュー”タイプだ。

「番手捲りをするのは簡単。それでは誰も行ってくれなくなる。それが決勝とかなら別だけど…。もう自力は無理だし出さない。後輩が行ってくれるのは有り難いけど、後方から突っ込む方が得意。今日も綺麗にコースが見えましたよ(笑顔)」。

 超地脚でダッシュがないから、愛称は逆に「ダッシュ先輩」。自在でやっていた時は、イン粘り名人の一人だったし、マーカーになっても古い考えを持っているのが素晴らしい。(町田洋一)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票