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【不死鳥杯】瓜生崇智と小岩大介が九州の底力を見せる!

2021/07/09(金) 21:30 0 3

福井競輪「開設71周年記念・不死鳥杯(GIII)」は9日に2日目を開催した。10日、3日目7Rを走る瓜生崇智小岩大介の九州コンビに話を聞いた。

自在っ気のあふれるレーススタイルの瓜生崇智(左)と番手仕事に心血を注ぐ鬼の追い込み選手小岩大介(右)

 2日目の瓜生崇智は7Rで同県の先輩、中本匠栄を連れて前々に攻め込むも脚を使い果たして無念の敗退。小岩も10Rでコースを探して突っ込むも連にからむことができなかった。3日目のメンバーを出ると、瓜生は小岩に「頑張ります! 1周半は無理ですが1周は行きます!」とすぐさま挨拶に行った。

 ハキハキと満面の笑顔で寄ってこられては小岩もうれしいに決まっている。「初連係。前に踏んでくれればいいから」と小岩も即答した。瓜生の自在っ気のあふれるレーススタイルは小岩の10年前を見ているかのよう。

 小岩も若いころは先行に早々と見切りをつけ、その代わりに番手勝負や位置取り重視の自在戦で暴れに暴れていた。もちろん激しいスタイルにはリスクも伴い、事故点オーバーを繰り返し、幾度もバンクに叩きつけられもした。今では番手仕事に心血を注ぐ鬼の追い込み選手として地位をつくり自力選手からの信頼も厚い。

 いやおうなしに両者の好連係に期待したくなる。ちなみに瓜生は地区スジに目標のなかった高原仁志にも笑顔で駆け寄り「頑張るんやったら付くわ」と言質を取った。ライン2車と3車は違う。笑顔の外交が成功しており、この辺はちゃっかりしている。(netkeirin特派員)

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