2024/05/17(金) 17:00 0 5
S級2班なので予選スタートになるが、森田優弥が競走得点はトップでシリーズリーダーを務める。日本選手権は未勝利に終わったが、3着・4着・3着・2着で内容は悪くなかった。平原康多の優勝を間近に見て、感動もした様子。直前の奈良FIを1本欠場したが、仕上がりに問題ない。強引な横のレースを封印して、シンプルにタテ攻撃。強力な同型が不在で、完全優勝がノルマになる。
番手は埼玉同士で動ける一戸康宏。西武園記念で優出しており、番手のレースも苦手ではない。3番手を芦澤辰弘が固めて関東ラインが強力本線。
瓜生崇智も渋太い走りが身上。成績に波があり、九州の若手機動型は同県後輩の緒方将樹ぐらいだが、流れ次第では自ら好位に切り込む。直前は3場所前の小倉FIで優勝、ダービーも3走目が2着、4走目が3着と、それなりのレースをやっている。当地は7場所前に走り決勝3着だった。
中四国地区はマーク選手ばかりで久米良、山下一輝、筒井敦史、福島武士が特選シード組。想定メンバーでは一戸康宏の自力1車で攻め方が難しい。ここに来て、地元筒井敦史は点数を戻してきた。予選スタートになるが、竹内翼は重責が重くなる。
A級は山本浩成が競走得点トップ。ダッシュタイプで捲りが基本だが、前回の福井で100勝を達成。7場所優勝から遠ざかっているが、それ以前は、優勝を量産していた。売り出し中の堀川敬太郎を使い、2段駆けも視野に入れる。
ベテラン岡部芳幸は、震災後の拠点が岡山だった。地元意識もあり、高いモチベーションで走る。目標にするのは徹底先行の斉藤樂で4角番手の展開もありそう。他に注目したいのは、甲斐俊祐の機動力。