福井市内を豪雨が襲い、初日の7・8Rは中止となった。そのため、両レースは「ガラポン」による抽選が行われ「みなし着順」を決定した。皿屋は4位で一次予選を突破したが、その他の選手の結果を見て苦笑い。なぜなら1位が3番手の愛敬博之、2位が番手の笠松信幸だったからだ。「これ、まるで僕が逃げて思い切り沈んだみたいじゃないですか(笑)。しかも3番手の愛敬さんが突き抜けているし、別線のマークの小岩さんが3着。本当に走ったみたいです」

　いわゆる、中部の「交しの交し」が決まったような構成で、しかも小岩がコースを縫って連下に突っ込んできたような決まり方。実際に走っていても十分に決まりそうな内容だ。「一走していかがですか？」との冗談めかした質問には「2日目は粘れるよう、しっかり走ります！ 修正します」と冗談で返した。2日目は二次予選11Rに登場する。(netkeirin特派員)