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【大楠賞争奪戦】佐藤友和が不安一掃の白星発進

2024/05/11(土) 15:30 0 5

武雄競輪「開設74周年記念・能登支援・万協大楠賞争奪戦(GIII)」は11日、初日を開催。3R一次予選を制した佐藤友和に話を聞いた。

「とりあえず1着スタートで良かったです」と話す佐藤友和

 2Rが3連単25万円オーバーの高配当決着。直後の3Rは捲った橋本瑠偉に乗った佐藤友和が差し切って2車単は1番人気で決まった。佐藤は「とりあえず気持ちが楽になった」と安堵の表情を浮かべた。

「橋本君が落ち着いていたし、作戦会議の段階から自信がありそうだった。強かったですね。自分も余裕を持って車間を空けられたし、2センターからは前だけ見て踏むだけだった」

 初連係だった橋本を褒めつつ、自身も問題なさそうな感触。難なく快勝に映るが、実はそうではなかった。

「正直疲れが抜けてない。ダービーで5走したけど、5走したのは初めてだったと思う。しかも朝早いレースをあんなに連続で走ったのも初めて。いつも以上に変な疲れがありますね。それに初日がもっとも緊張する。走ってみないと自分の状態がわからないので。とりあえず1着スタートで良かったです」

 GIを2度優勝し、幾度の大舞台を経験してきた佐藤でも一次予選前は緊張してしまうようだ。武雄記念は09年の59周年の覇者。前検日は「そうでしたっけ?」と周囲を笑わせていた。

 初日後は「1日、1日をしっかり走って。また決勝に乗ったら、そのコメント(15年ぶりのV)を引き出してください」と笑った。ひとまず不安を一掃する白星発進。二次予選は幾分、気楽に臨めるだろう。(netkeirin特派員)

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