2024/05/08(水) 09:30 0 6
ガールズケイリン7Rは順当に児玉碧衣が捲って1着。初手から児玉の後ろにいた高木香帆は途中まで児玉に続いていたが、2番手から捲った西脇美唯奈にスイッチする形で3着。11ポイントとなり、杉浦菜留、板根茜弥と6位タイで並んだ。初日2着の杉浦が6番目で決勝進出を果たし、3、4着の板根と、5、3着の高木は規定により2日目3着の高木に軍配。7番目で1月前橋以来7場所ぶりのファイナル進出を決めた。
高木は同期の西脇とレースを振り返りながら引きあげ、決勝進出が判明すると涙を流しながら喜びを語った。
「嬉しいです。状態が良くなかったら(児玉)碧衣さんに付いていけてない。碧衣さんをずっと追えれば良かったけど、美唯奈が仕掛けていたのでスイッチした。決勝に乗れるんですね、本当に良かった。来る前も冬季移動先の久留米で、碧衣さんや(尾方)真生さんと一緒に練習をしてきた。冬季移動も今回で終わりだったので、なんとか結果を出して恩返しをしたかった。これで今期(の競走得点)は47点を上回れそう。前期が47点を下回っちゃったので、なんとかリセットしたい一心で頑張ってきたので良かったです」
これを見ていた西脇は大爆笑。高木から「ひどい(苦笑)!」と言われると、「良かった、良かった。同期で一緒に決勝に勝ち上がれて嬉しい」と笑いながらコメント。最後は仲良くツーショット撮影にも応じ、高木をねぎらっていた。
決勝は2番車で臨む高木。
「状態はいいし、決勝を2番車で走れるなんてなかなかない。車券に絡んで大穴をあけられように頑張ります!」
決勝進出に満足しているだけではない。46点台の高木が絡めば好配当は間違いなしだろう。勢いに乗って決勝でも存在感を示せるか注目だ。(netkeirin特派員)