2024/05/06(月) 22:30 0 2
正攻法から逃げて押し切り、バースデー勝利を決めた枝村は「走り終わるまで忘れていました(苦笑)」と口にした。
『1着を目指すのはもちろんだけど、家族に感謝を伝えられるような走りもできれば』と突然質問した25歳の抱負にそう応えてくれた。
来期はA級2班へ昇班予定の枝村。そこに向けては「積極的にバックを取るレースがしたいのと内容重視の走りで来期へ繋げたい」と先を見据えていた。
なんと同期でもある熊谷も初日が誕生日だったのだが、苦しい展開に確定板入りとはならなかった。
「位置は良かったけど、最後に自分で踏む脚があれば…」と悔しさを滲ませた。
こちらにも27歳になった抱負を聞いてみると「まずは決勝にコンスタントに乗ること。そして、競走得点を47点まで上げてクリアにしたい」と力強く応えた。
熊谷はホームバンクこそ立川だが、今回一緒の石井寛子に貴子の石井姉妹とも一緒に京王閣で練習をすることもあるようだ。
「今は位置取りだけになっているけど、自在に戦っていきたい。タテも出せるように頑張っていきたい」とまだまだ伸び代はたっぷりありそうだ。
まだデビューしてから1年とこれからの成長が楽しみな新鋭達。節目の誕生日を迎えたが、これからの新たな1年も飛躍に期待したい。(アオケイ・宮本記者)