2024/05/05(日) 15:30 0 0
競馬もそうだが、年代によって個々のレベルが総じて違う。まだ先々長い競輪人生になるが、123期から逸材と呼ばれる選手が出てこなかった。やっとS級に一番乗りしたのが梶原海斗で、S級特進を決める別府決勝は強かった。
「あのレースは加倉正義さんから、雨バンクこそ逃げろ!と言われた。タイムも11秒6の逃げ切りで、内容も良かったと思う。構えて不発より、駆けて正解でした」
久留米の重鎮・紫原政文からは「全部、勝つレースで、捲りでいい」と言われているそうだが、本人は「そうもいかないでしょう」。この後、武雄記念があるし、そこがS級デビューの舞台でもおかしくなかった。ただ、慣れない9車より、まずは7車で足慣らしをするのがベストかも。同じレースには、レジェンド神山雄一郎がいて、晴れの舞台としては最高だ!(町田洋一)