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【日本選手権競輪】荒井崇博「勝ち上がれなかった時点でダメでしょ」

2024/05/03(金) 14:00 0 13

いわき平競輪「第78回日本選手権競輪(GI)」は3日、4日目を迎えた。5レースの特一般を走った荒井崇博に話を聞いた。

言葉と裏腹に上機嫌だった荒井崇博

 北津留翼の仕掛けに乗り1着を取った荒井崇博。言葉と裏腹に、終始、上機嫌だった。共同記者会見場に現れると第一声が「俺(のコメントが)いる?」。

 そして、司会の記者からの質問に「スタートを取りに行き、後ろのラインが島ちゃん(島川将貴)でなければ良いと思っていた。4番(佐藤壮)が来たので、しめしめ。あとは、翼が良いスピードで行き、良いスピードでたれただけ。友和が、俺にアタリに来てくれた方が楽だった。それを避けて俺の後ろにスイッチして、早めに踏んできたから、翼を残せなかった。残しに行けば友和が1着で俺が2着で翼が3着。踏んだから俺が1着で翼は3着。どっちみち翼は3着だったと思うので2人で2着・3着より、1着・3着の方が良いでしょ。負けた時点で、とっくに気持ちは切れているよ(笑)」。

 写真撮影に応じるも、立ち止まらず、すぐに行ってしまうのが、定番になっているが「ギャラが必要だよ(笑)。いくら? まあ、スナック代ぐらいで勘弁してやるよ(大笑い)」。

 これだけの本音トークと、即興のギャグを交え、選手としても存在感があるのは荒井崇博ぐらいしかいない。(町田洋一)

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