2024/05/03(金) 09:00 0 7
GIのなかでも非常に勝ち上がり条件が厳しい、日本選手権競輪(競輪ダービー)。
3日目から一次予選で3着以内に入った45名と、特別予選4〜9着の18名による二次予選が行われている。準決勝に出場できるのは上位2着に加え、各レース3着から4名のみ。3着勝ち上がりの権利は特選出場者が優先され、1走目での着順で序列がつけられる。
3日目を終えて、準決勝への出場が決まった選手を地区別に紹介する。ここには、二次予選2着以内の選手とゴールデンレーサー賞出場予定の選手が含まれる。
地区 | 選手名 | 級班 | 期 | 脚質 |
---|---|---|---|---|
北日本 | 成田和也 | S1 | 88 | 追 |
北日本 | 和田圭 | S1 | 92 | 追 |
関東 | 眞杉匠 | SS | 113 | 逃 |
関東 | 武藤龍生 | S1 | 98 | 追 |
関東 | 平原康多 | S1 | 87 | 両 |
関東 | 坂井洋 | S1 | 115 | 逃 |
関東 | 吉田拓矢 | S1 | 107 | 逃 |
関東 | 小林泰正 | S1 | 113 | 逃 |
関東 | 諸橋愛 | S1 | 79 | 追 |
南関東 | 深谷知広 | SS | 96 | 逃 |
中部 | 山口拳矢 | SS | 117 | 逃 |
中部 | 川口聖二 | S1 | 103 | 両 |
近畿 | 古性優作 | SS | 100 | 両 |
近畿 | 三谷竜生 | S1 | 101 | 両 |
近畿 | 東口善朋 | S1 | 85 | 追 |
近畿 | 南修二 | S1 | 88 | 追 |
中国 | 松浦悠士 | SS | 98 | 両 |
四国 | 原田研太朗 | S1 | 98 | 逃 |
九州 | 井上昌己 | S1 | 86 | 追 |
つぎに、二次予選3着となったのは以下の選手たちだ。この中から4選手が準決勝に進める。2名が2日目二次予選を待たず当確となっている。
地区 | 選手名 | 級班 | 脚質 | 初日着順 (選考順位) | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
北日本 | 新山響平 | SS | 逃 | 特選9 | 結果待ち |
北日本 | 守澤太志 | S1 | 追 | 特選8 | 準決進出 |
北日本 | 山崎芳仁 | S1 | 両 | 一予1 (71) | 結果待ち |
中国 | 清水裕友 | SS | 逃 | 特選4 | 準決進出 |
関東 | 雨谷一樹 | S1 | 両 | 一予1 (72) | 二予敗退 |
3日目を終え、準決勝への切符を掴んだメンバーは関東勢の多さが目立つ。一方で南関勢は郡司浩平をはじめ、まさかの大量敗退。勝ち上がれたのは深谷知広だけだった。4日目二次予選では北井佑季ら3名が出場予定で、勝ち上がりに期待したいところだ。
北日本も勝ち上がったのは追い込み選手のみ。新山響平は残りの二次予選で特選予選に出場していない選手が3着になれば、準決行きが決まる。
長丁場の競輪ダービーも折り返し地点。4日目には、残りの二次予選2レースが行われる。各レースの顔ぶれをとすでに勝ち上がりを決めたメンバーを見て、予想してみるのも面白いかもしれない。
二次予選9Rは四分戦。競走得点上位の嘉永泰斗を先頭に、山田庸平、松尾透が続いて九州が3車ラインとなった。一次予選1着の岩本俊介は小原太樹とのタッグで南関を救えるか。
二次予選ラストの10Rは三分戦。河端朋之が先頭の中四国ラインと、寺崎浩平が先頭の中近ラインが3車に。初タイトルに期待かかる北井佑季の番手は地元S班・佐藤慎太郎。同じく地元の飯野祐太は単騎戦となった。
11レースは“準決フリーパス”のGDR賞。関東と近畿は4名ずつとなったが、関東は4車結束、近畿は別線勝負となった。北日本から1人勝ち上がった和田圭は、古性優作-南修二のラインに付く。ラインが長くなった関東ラインが積極策に出そうだ。