2024/04/30(火) 17:45 0 2
何よりも大事な地元GIに備えた高橋は、初日9Rで山崎芳仁と阿部力也に前を任され本線をけん引した。ところが、スタートけん制で前を取らされると、その後も状況判断を見誤り後方に置かれる大ピンチ。
どうにか、こうにかまくりが決まり3着で勝ち上がったが「変にこだわりすぎました。早めに引いてホーム手前から行ければラインでワンツースリーだったと思う」と組み立ての甘さに頭をかいた。
ただ、まくりに乗った山崎が1着を手にしたように、巻き返しのスピードは決して悪くなかった。
「北日本は自分が一番若手。年下がいないし(先輩たちを)引っ張っていかなければ。初日はいつもじゃまくりきれていないし、自分の中では仕上がっていると思います」
ただでさえ、緊張感を背負う地元で、しかもGI開催とあっては平常心でいられなかったのも無理はない。逆にひとつ走って気持ちが落ち着いたとみれば、この先も大いに狙えそうだ。(netkeirin特派員)