初日は力を出し切れずに6着となった加藤舞だが、この日は好位確保から直線伸びて2着に入り巻き返しに成功。レース後は「明日は出し惜しみせず頑張りたい」と決勝への意気込みを語っていたが…。

　ところが次の4Rでも、前日の着が悪かった選手の多くが活躍し、優出ボーダーは大激戦に。加藤は高木佑真と12ポイントで並んだが、初日1着だった高木の方が規定により序列が上だったため、高木が7番手で決勝進出、8番手の加藤はまさかの一般戦回りとなってしまった。

「6着、2着で上がれないことあります？ こんなの初めて見ましたよ。みんなは慰めてくれるんじゃなくて笑ってましたし」と苦笑い。「まあでも、こうなったらしょうがない。良いレースをして締められるように頑張ります」となんとか気持ちを切り替えていた。

　ちなみにグループAのボーダーは3着4着で11ポイントだった本多優。グループCにいたっては5着4着で9ポイントだった田口梓乃が決勝へ進んだ。加藤はあまりにも運がなかった。(netkeirin特派員)