2024/04/26(金) 23:00 0 3
久留米競輪場のナイター競輪「第2回オールガールズクラシック(GI)」が26日、初日を終えた。9R予選を走った小林莉子に話を聞いた。
これまで数々のビッグレースを走ってきた小林だけに、年々レベルアップするガールズ戦線に対応すべく様々な準備と対策を講じている。それでも前検日には「日にちも詰まっているし結構疲れがすごい」と嘆いており、伸び盛りの後輩たちの突き上げにどう対峙するかに注目が集まった。
レースは「ガールズの中でも先行のレベルが高い」と評した太田美穂をロックオン。出だしに対応したまでは良かったが、同じく太田の後ろが欲しい青木美保の飛び付きを食らい、外併走に手を焼いた。結果は小林の後ろに位置していた當銘直美の強襲を浴びたが2着に踏みとどまった。
「ここまで来るとみんな仕上がっているし、判断を間違えないようにと思っていました。でも位置取りは良かったけど併走で脚を使っていたし、キレがなかった。それに道中バタついていました」と反省の弁が口をつく。
とはいえ、確定板を外さずに存在感を漂わす、この辺りの動きが経験値の差というか、しぶとくしたたかな小林の真骨頂だった。修正能力の高さはガールズ随一の精度を誇るだけに、準決は必ずや初日以上の動きでバンクを賑わすはずだ。(netkeirin特派員)