2024/04/22(月) 15:45 0 0
これまで熊本競輪を支えてきた大エースがA級で苦戦している。昨年7月に21年ぶりに降級すると、ここまで落車禍に見舞われ負傷欠、病気欠も多く厳しい状況が続く。ここは同県の北川大成を目標に得たものの、いわゆる支線扱い。それでも初連係の北川に巧みに策を授け、気持ちよく駆けさせてラインでワンツーを決めた。
今年初勝利を手にした合志は「勝ち上がりの1着って1年ぶりぐらいです。しかも(昨年7月からの)A級では初めて。まあよかった」と心地よさげに汗をぬぐった。
「11月の落車が影響して頸椎症になって。左手のしびれがずっと取れなくてまともにハンドルが握れなかった。でも4月に入って少しずつだけど良くなってきたんです」とわずかな上積みを明かした。
準決7Rは北川と同じく初連係となる同県の河崎正晴に前を託す。他派は、初日特選を逃げ切った安藤直希や林昴ら強豪が揃うが、合志は河崎に策を授け、巧みにコントロールして熊本決着を目指す。(netkeirin特派員)