4月奈良からほどよく日にちを空けての当地参戦となった。ここまでは追加の知らせも無く、その分計画を立てて念入りに練習に打ち込めた。もちろん当地対策も抜かりなかった。

「前検日の5日ぐらいからですかね。モーニングの1Rがだいたい8時30分ですから、そうなった時を想定して朝5時に起きて体を整えていました。元々、朝練習をしているから5時起きでもそこまで嫌じゃないんです」

　前検日に出場メンバー表を眺めると本当に1Rに配置されるなど読みはドンピシャだった。レースは後位のもつれもあったが、しっかりとペース配分を考えてまんまと押し切り勝ちを決めた。

「対策の成果が出た？ ですね。少しだけ眠いけど、準備もできたししっかり走れました！」と結果に自信を深めた。

　2日目は初日と一転して最終7R準決勝を走る。1Rよりも2時間遅い10時30分発走とあって、眠さをカバーするには十分すぎるほどの時間がある。(netkeirin特派員)