2024/04/20(土) 19:45 0 5
西武園競輪場の「ゴールド・ウイング賞(GIII)」は20日に開幕。初日5Rの一次予選を走り終えた黒沢征治に話を聞いた。
初日は打鐘過ぎに一気に仕掛けて先行。ホームでは別線が中団併走になってペースを掴んだ。番手の中田健太には交わされたものの、3番手の飯島則之まで引き込みラインワンツースリーを決めた。
共同記者会見場に現れると「とりあえず良かった…」とまずは安堵の表情を浮かべた。「一瞬、兼本君を入れる時にバックを踏んでしまったので、そこがもったいなかった。後輩(山口多聞と太田龍希)が先に勝ち上がりを決めていたので、その流れを殺さなくて良かった。緊張してしまって結構踏んじゃいましたが…。眞杉と練習をするようになったら、全体的に乗れるようになりました。色々勉強になっています」とレースを振り返りながらも同期で今回一緒のあっせんの眞杉の名前も出し、自身の成長を感じていたように思える。
年明けに黒沢は『初心に帰ってバックを取る走りをしたい』と話していたのだが、それは今も引き続いているようだ。二次予選は先輩の一戸康宏を後ろに連れてのレースとなる。まずは予選を走った地元勢は全員勝ち上がった。緊張の一次予選を突破できたし、地元勢に良い流れは向いている。この流れで二次予選を突破したい。(アオケイ・宮本記者)