2024/04/17(水) 10:00 0 2
このレースは見どころが多かった。隊列は戸塚涼介ー高峰賢治ー清水正人が前受け、そして隅田幸助ー上原直樹が中団、深見仁哉が後方で周回が進んだ。正攻法の戸塚は、赤板から上昇した深見を突っ張ると、すぐさま飛んできた隅田も続けて合わせた。そのあとも深見が最終ホームから、隅田が2角から再びアタックしたが、いずれも戸塚のペースにハマり万事休す。激しい消耗戦を制したのは戸塚マークの高峰だった。
「みんな強くてビックリ。チャレンジじゃ叩きにこないところから何回も飛んで来た。戸塚君も合わせていたし強かった。あれだけ周りが強いとショックですよ。自分だけいい所を持っていった感じで申し訳ない」と高峰はまるでS級戦のような出入りの激しさに舌を巻いた。
そして「要所、要所で遅れていたし自分だけ余裕がまったくなかった。修正したいですね」と誓った。2日目準決7Rはシリーズリーダー、山田駿斗の番手。修正能力の高さを発揮して決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)