2024/04/10(水) 16:00 0 47
佐藤慎太郎は同じく特選スタートの山崎芳仁を見つけると、検車場で約10分間、じっくりと話し込んだ。そして会見場に現れると「山崎に番手を回して、自分は3番手で」と新山響平ー山崎の後ろを固める意思を示した。
「お互いの考えなどをしっかり話し合いました。追い込み屋の自分は番手を回る時に『まず仕事』って考えるけど(自力兼備の山崎は)そこ(の考え方)で違う部分があった。もちろん(山崎が過去に)タイトルをいくつも獲っているし(世話にもなっているので)言いたいこともわかる。まあ過去があって今があって未来があるのでね。こうやって(その都度)いろいろ考えられるのも競輪のおもしろいところじゃないですかね」と胸の内を明かし、そして最後は「番手がヘッポコだと自力選手がかわいそうだよね」と笑顔で毒を吐いて“シンタロウらしく”締めた。 (netkeirin特派員)