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【よさこい賞争覇戦】今節のレース展望!

2024/04/09(火) 19:15 0 16

高知競輪場の「能支・万協よさこい賞争覇戦(GIII)」は11日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 今節のS班のメンバーは、脇本雄太が不参加届けを出しての欠場、松浦悠士も落車による負傷欠場で、新山響平佐藤慎太郎深谷知広清水裕友の4名が参戦。初日特選の想定メンバーだが、北日本は3車結束で、新山響平佐藤慎太郎山崎芳仁の折り合いが有力。僅かに番手が山崎芳仁の可能性もある。四国は犬伏湧也佐々木豪で、清水裕友は悩ましいところだが、3番手を回るのか…。坂井洋は単騎で、深谷知広も自力勝負。南修二清水裕友が自力ならマーク、あるいは深谷知広にも行けて、取捨選択の幅は広い。

清水裕友

 今年の勢いは清水裕友が一番ある。この寒い時期は大得意で、少しでもセーフティリードを保っておきたい。賞金も5000万円近くあるが、やはりGIを獲ってのグランプリが最大の目標だ。基本は四国地区との連携になるが、人数の多さで、割り切っての別線勝負もありそう。これは勝ち上がりのメンバー次第だ。どうあれ、昨年より土台もしっかりして、大崩れはなさそうだ。

佐藤慎太郎

 新山響平がミニスランプ状態だが、佐藤慎太郎は、ここのGI覇者。思い入れのあるバンクで、いつも以上に熱い応援に応えたい。

新山響平

 500走路だが、お皿バンクで直線も短く、新山響平みたいなタイプも不利ではない。

深谷知広

 深谷知広は、南関の先行タイプが野口裕史大石剣士新村穣ぐらいで自力中心のレースになる。来月の日本選手権に向けて、この方がベストだろう。勝ち上がりの段階で深谷に慎太郎の番組は組まれそう。

 ヨコの達人だった南修二だが、今はタテも抜群に切れている。FIなら楽に捲りで勝ったりしている。脇本雄太の不在は痛いが、目標に照準を絞り、決め脚は発揮する。

坂井洋

 関東は坂井洋長島大介吉澤純平で一発狙い。中部は今回も戦力不足。四国は当然、犬伏湧也に期待が集まるが、今年に入ってからのリズムは良くない。佐々木豪島川将貴はムラだがスピードはある。

伊藤旭

 九州は伊藤旭が追加で入り、大物食いの選手。地元の1班は白血病を克服した山中貴雄で2班に佐々木則幸宗崎世連田尾駿介山本拳也

又多風緑(左)と河内桜雪

 最終日に122期生と124期生のガールズフレッシュクイーンが開催される。自力型は畠山ひすい竹野百香松井優佳又多風緑松本詩乃河内桜雪は動いて好位を確保。藤原春陽は追い込み選手。競走得点トップは竹野百香だが、近況の数字を見ると、みんな横一戦で誰にもチャンスのあるレースだ。

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