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【宇都宮競輪・ミッドナイト】「自分も早く眞杉匠と同じ舞台に」と小玉勇一

2024/04/07(日) 23:00 0 9

宇都宮競輪場で7日から「WINTICKET杯(FII)」が開幕。A級準決勝に出走する小玉勇一に話を聞いた。

「感じはあまりよくなかったです」と話した小玉勇一

 人気を背負っていた小玉勇一が危なげなく1着スタートを切った。自在型の平山優太との2分戦で一度突っ張られるも、早めの巻き返しで後ろの西村行貴-山本恵太郎まで連れ込む満点の走り。

 前が取れれば全部突っ張る作戦だったそうだが「平山のことだから番手で粘るだろうと思っていました。金澤さんも余裕がありそうだったので仕事させないような仕掛けで行った。それでも500バンクの全開はキツかったですね…」と肩で息をしていた。

 見ている側からすれば強いのひと言だが「感じはあまりよくなかったです」と言うので詳しく問うと「自転車はいじっていないので体の問題ですね。夕飯をたらふく食べすぎたせいかな(笑)。明日はそこも調整しないと」と頭をかきながら話してくれた。

 先日同期の樋口開土が大五郎カットになっていたニュースを見たが「あれは眞杉匠との賭けだったらしいですよ。立川で決勝に上がれなかったらあの髪型にするって。優勝するまでずっとあの髪型らしいのでもう少しかかりそうですね。自分はできないっす」。

「開土とは同期で一緒に練習することもある。お互い今はA級で眞杉に『いつになったらこっち(S級)に来るの?』と煽られます。彼も今日いわき平で1着を取っていたし、見返す為にも2人で早くS級に上がります」と最後は飛躍を誓った。(アオケイ・松野記者)

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