「久留米AGC(オールガールズクラシック)タイアップ　ガールズケイリンスペシャルトークショー」と題し、福岡支部所属の3人が4月に久留米競輪場で行われる「第2回オールガールズクラシック」のPR活動のため来場した。

　小林は2月高松の決勝でゴール後に落車し「右肋骨3本と肩鎖関節を折った」とのことで、現在は地元の大一番へ向けて復帰を目指している最中。「少しずつリハビリをしており、4月の小倉から走ろうと思っています」と近況を明かした。

　1月岐阜を制したのち3月別府まで欠場していた児玉も満身創痍。腰痛とカキにあたり体調を崩しており、こちらも回復が待たれる身で「頑張って脚力を戻している最中ですが回復が遅い。以前なら練習したら(すぐに)戻っていたのに…。まだ28歳ですけど(苦笑い)」と自虐的だったが「なかなか戻らずもどかしいけどGIを取りたいし4月までに本調子を取り戻します！」と明るく誓った。

　3人は藤田剣次を師事しており同門の間柄。一番年下で妹分の尾方真生は「今年はフタをされる展開が多くて自分のレースが…。慣れていくしか無いけど、レースが下手くそです」と話し、偉大すぎる姉弟子の2人に羨望のまなざしを向けていた。

　最後、詰めかけたファンへの挨拶の際、児玉が何と「今日は最終日。お客さんも最後までお楽しみいただき決勝を買ってください！」と痛恨のエラー。周囲から「碧衣ちゃん、明日、明日！」と突っ込みが入ると、「あはは、スイマセン〜。皆さん、車券を買ってくださいね！」とあっけらかんと訂正。場内は笑いに包まれ和やかな雰囲気のまま幕を閉じた。(netkeirin特派員)