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【大阪・関西万博協賛競輪】松岡辰泰「今回はいないけど、荒井(崇博)さんの心の穴を埋められるような走りがしたい」

2024/03/28(木) 19:30 0 7

武雄競輪大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」は28日、初日を開催。10Rの一次予選を走った松岡辰泰に話を聞いた。

ホームからのロング駆けで逃げ切り勝ちした松岡辰泰

 松岡にとって当地は思い入れの強いバンクだ。2021年の「第2回施設整備等協賛競輪in武雄 飛龍賞争奪戦」で初のGIII決勝に乗ると準優勝を挙げ、その後S級上位へとステップアップを果たしている。なお、その時に優勝したのは当時、武雄の絶対的エースとして鎮座していた荒井崇博。荒井とは力比べを演じた縁もあり、その後は定期的に合宿を行うなど交流を深めている。

 だから「今回はいないけど、荒井さんの心の穴を埋められるような走りがしたい」と、先日の取手GII「第8回ウィナーズカップ」でも落車するなど、最近はどうも流れの向かない、敬愛する先輩へ思いを馳せた。

「以前、荒井さんが落車をした際に連絡をしなかったら『連絡もくれず、寂しいなぁ〜』とか言ってきたから今回はすぐに連絡しました(笑)。そうしたら『体は大丈夫だけど心がダメ』って返事があって。荒井さんでも心が折れるんだ思ったけど、そんな事は言えずにグッと堪えて『お大事になさってください』と返したんです」

 初日はホームからのロング駆けで逃げ切り勝ちしたが、ラインから失格と落車が出ており快心の勝利とは言えなかった。二次予選以降はスカッとする走りで荒井へエールを送り、存在感をアピールする。(netkeirin特派員)

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