3月24日、取手競輪場で行われた令和6年能登半島復興支援・ウィナーズカップ(GII・4日目)の決勝は、番手から抜け出した脇本雄太(35歳・福井=94期)が1着、脇本の内を突いて追い込んだ古性優作(33歳・大阪=100期)が2着、追い込んだ清水裕友(29歳・山口=105期)が3着に入った。3連単は①-⑦-②で1,370円という配当だった。
レースは
窓場千加頼(32歳・京都=100期)を先頭とする近畿勢が前受け。残り2周を切ったところで
北井佑季(34歳・神奈川=119期)が仕掛け、窓場を叩きに行くが、これに窓場が突っ張り先行で応戦。北井もしぶとく食い下がるが叩き切れず。そこへ一気に
伊藤颯馬(24歳・沖縄=115期)がかまして窓場を叩き切る。脇本は切り替えて2番手に収まるが、外に北井が張り付いていた分なかなか進路が開かない。しかし最終コーナーで外に出すとひと伸び。内を突いた古性の追撃を寄せ付けず、見事優勝した。